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17 Sept 2024

Aioi R&D Lab - Oxford、オックスフォード大学と提携し、実社会の課題に取り組む次世代のAIエキスパートたちを支援

Aioi R&D Lab – Oxfordはオックスフォード大学と提携し、機械学習・ロボットビジョン・信号制御・サイバー物理システムを専攻した卒業生たちを対象に10週間のプログラムを提供します。このプログラムを通じて、受講者たちはアカデミック・リサーチの社会実装および、社会貢献の方法を体験します。


オックスフォード大学は次世代のAI技術を開発する卒業生を支援するため、工学科を中心とするAutonomous Intelligent Machines and Systems博士課程研修センター(AIMS CDT)を2014年に立ち上げ、この研修センターはAIにおけるトップの研究機関として知られています。


AIMS CDSが4年間のフルタイム・コースで提供するコースは、実践と理論の両方を組み合わせたものであり、Aioi R&D Lab - Oxfordでは、同コースの学生達に10週間のインターンシップの機会を提供します。参加者はその間、4つの主要研究テーマ(機械学習・ロボティクス&ビジョン・信号制御・サイバー物理システム)において、AI産業を主体とする"生きたプロジェクト"に携わることになります。


"AIMS CDTは、Aioi R&D Lab - Oxfordの支援に大変感謝しています。ラボとオックスフォード大学との既存の豊かなパートナーシップを基盤として、今回の支援は、AIMSの優秀な学生たちに、最先端の研究を追求すると同時に、デジタルトランスフォーメーションを通じた社会的価値の創造に有意義に貢献する機会を提供するものです。このようなパートナーシップはAIMSの中心的存在であり、科学の発展と影響力を推進する上で不可欠です。

学生たちが取り組むプロジェクトの種類は、機械学習アルゴリズムを使ってCovid-19介入の有効性に関する影響力のある論文を作成したり、AIの知識を活用して月の影を調査したり、カーボベルデでウミガメを追跡したりと、実にさまざまです。"


マイケルオズボーン教授

(AIMS・EPSRCセンターディレクター/Mind Foundry共同創業者/Aioi R&D Lab-Oxford アドバイザー)


"ラボの使命は、人間とAIを結びつけ、世界中で共有価値を創造することです。AIの力を活用することで、私たちはゲームチェンジャー的な保険ソリューションを開拓し、自動運転、気候変動から高齢化社会問題まで、今日・明日の最も差し迫ったグローバルな課題に取り組んでいます。ラボは、才能ある人材に投資し、研究者とイノベーターが協力して最先端の研究を実用的なソリューションに変換できるような協力的な環境を育成することに深くコミットしています。次世代のAI専門家を育成することで、すべての人にとってより安全で豊かな未来を創造することを目指しています。"


池上淳一

(CEO of Aioi R&D Lab – Oxford)


"オックスフォード大学から輩出された優秀な頭脳は、今日の人工知能分野の形成に貢献してきました。私たちは、AIMSの学生のキャリア・ジャーニーを支援し、最先端の学術的アイデアと世界で最も重要な問題を結びつける架け橋としてこのラボを活用することで、この革新の遺産を引き継ぐことを誇りに思っています。"


ブライアン・マリンズ

(CEO of Mind Foundry/Aioi R&D Lab – Oxford 取締役)


Aioi R&D Lab - Oxfordは、あいおいニッセイ同和損害保険、あいおいニッセイ同和ヨーロッパおよびAIテック・パートナーであるマインド・ファウンドリー三社による共同研究所になります。ラボが注力している主な研究開発プロジェクトには、より安全で持続可能な運転を促進するための自動運転車向け保険ソリューションの開発や、高齢ドライバーの認知機能低下の兆候を早期に検知するためのAI活用などがあり、これらは日本やイギリスのように高齢化が進む国々で、交通事故による死亡者数を減少させるのに特に効果があると期待されています。

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