2025年12月9日
英国パートナー会社 Mind Foundry社のAI開発コンサルティング事業を譲り受け
MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:新納 啓介)は、当社が英国に設立した最先端テクノロジー・サイエンス研究開発拠点Aioi R&D Lab-Oxford(以下「R&D Lab」)と、R&D Lab共同設立パートナーのMind Foundry Limited(以下「MF社」)の間で、2025年11月30日付でR&D LabがMF社のAI開発コンサルティング事業を譲り受けることにつき合意しました。当社およびR&D Labは、研究開発機能やAI開発コンサル事業の強化を図り、様々な社会・地域課題の解決に繋げていきます。
1. 背景
当社は、保険業務におけるデータ活用やAI開発取り組みの加速や高度化のため、2020年10月にMF社と資本業務提携※1を行いました。その後、更なる協業領域拡大と、従来の損保ビジネスを超えた様々な社会・地域課題解決に向けた研究開発を進めるため、2022年11月に、当社および当社の100%出資子会社であるAioi Nissay Dowa Europe Limitedは、MF社と共同でR&D Labを設立※2しました。
一方、急速な技術革新と社会環境の変化により、事業環境が複雑化する中、研究開発に求められる役割は大きく変わり、多様なパートナーと共に課題を発見・検証し、技術やソリューションを「社会実装」する能力が重要になっています。
当社は、このような事業環境の変化へ対応するため、R&D Labの役割を強化し、企画・開発・実装・販売に亘るワンストップ・シームレスな拠点とするため、MF社のAI開発コンサルティング事業を譲り受けることとしました。
※1 英国オックスフォード大学スピンアウト企業Mind Foundry社との資本業務提携について(2020年10月30日)
※2 英国オックスフォード大学の AI ベンチャーと共同研究所を設立(2022年12月9日)
2. 事業譲受の概要
R&D Labは、今後の開発・運用・保守に必要なシステム基盤の権利、共同研究に携わっているスタッフ、MF社が権利を有するソフトウェアIP(知的財産)の継続利用ライセンス等を譲り受けます。加えて、MF社共同創業者で、R&D Labアドバイザーでもある、オックスフォード大学のStephen Roberts教授、Michael Osborne教授の2名が新たにR&D Labの取締役に就任します。
両教授の豊富な知見とネットワークを経営戦略に活かし、オックスフォード大学との関係強化も進めることで、研究開発機能やAI開発コンサル事業の強化を図ります。
3. 今後の展開
R&D Labは、多様なパートナーと共に課題を発見し、解決に繋げるコンサルティング提案活動を進め、企画からソリューション実装・販売の循環を生み出すとともに、これまでの研究開発で得られた技術・開発モデルを社会・ビジネスへ実装するための提案活動も強化します。これにより、様々な社会・地域課題の解決に繋げていきます。
また、当社は2027 年 4 月を目途に三井住友海上と合併し「三井住友海上あいおい損害保険」となる予定です。合併新会社においても、R&D Labを活用した研究開発を推進し、様々な社会・地域課題解決に資するソリューションを実現していきます。
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